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外壁塗装
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外壁塗装をするタイミング

一戸建ての場合、外壁の塗装は家の寿命を延ばすためにはどうしても必要です。毎日直射日光をあびて、雨にさらされているのですから劣化は退けられません。劣化の順序としては

再塗装する時期は、通常は7年から10年程度を目安にした方が良いと言われています。もちろん現在の塗装の種類によって変わってきますが、粉っぽくなってきたら(手で触ると粉が付く)、検討する段階でしょう。ひび割れを起こすとそこから雨が浸入して雨漏れを起こします。そうなると柱や土台などの構造体を傷めてしまいます。大事に至ってしまう前に早めに対策する必要があります。
塗り替えの工程

外壁塗り替え時の工程は、
① 足場組、養生
作業がスムーズにいく様足場をかけ、塗料が隣近所に飛散しないように養生シートをかけます。建物が隣接している場合はお隣さんに敷地を借りる場合もあります。また、余計な部分を塗らないようにマスキングテープで養生し、塗料がはねない様にサッシ廻り等をフィルムで養生します。
② 下地処理
まず、強い圧力で噴射される水で汚れを洗い流します(高圧洗浄)。それでも落ちない汚れ等はケレンやブラシで削り取ります。また、ひび割れ(クラック)を起こしている場合は、伸縮性のあるウレタン性のシーリング材を充填します。この下地処理作業が一番重要で、時間を掛けないといけないところです。
③ 下塗り
現在の外壁と塗装材を密着させるための塗料を塗ります。シーラーといい塗装の密着力を上げる下塗り材や、ひび割れを埋める機能をもち、さらに弾力がある微弾性フィラーという材料もあります。
④ 中塗り(一回塗り)
中塗りと上塗りは同じ材料を使用しますが、一回塗りだけですと、塗装の厚みが薄く塗料の耐久性がでません。ただ色がつくだけでは外壁塗装の意味はありません。
⑤ 上塗り(二回塗り)
二回塗ることで耐久性が上がり、規定の性能が発揮されます。塗り替え完了です。
外壁の塗装は天候に左右されるため、雨が多い時期は工程が組みづらくなります。工事が思うように進まないこともありますので、ご了承下さい。
塗料の色の選方

塗ってしまったら簡単には色を変えることはできません。「塗り終わったらイメージの色と違った」ということがないようにしたいです。通常面積の小さいサンプルで見るより、面積が大きい実際の方が明るく、また日光があたる外の方が色合いが明るく見える傾向があります。ですのでワントーン濃い色を選んでも良いようです。
塗り替えの場合は、玄関やサッシは取り替えずそのままの場合が多いので、雨戸の色やサッシの枠の色、玄関のタイルの色に合わせるのもひとつの方法です。
塗料の種類

住宅用に使われる塗料は大きく分けてアクリル系塗料、ウレタン系塗料、シリコン系塗料、フッ素系塗料があります。それぞれ耐久性や防汚性、コストが違います。
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平均塗り替え周期 |
コスト |
アクリル系塗料 |
6年から8年前後 |
安い |
ウレタン系塗料 |
10年から12年前後 |
中くらい |
シリコン系塗料 |
12年から14年前後 |
中くらい |
フッ素系塗料 |
15年前後 |
高い |
これらの塗料はすべて水性塗料ですが、一度乾燥すると強い膜になって、油性の塗料と変わりません。水性の塗料はシンナーを使用しなくていいので、強い臭いもなく、人体にも影響が少ないです。
最近はアクリル系やウレタン系よりシリコン系の塗料が多いようです。持ちがいいとこともありますし、長い目で見ると割安かもしれません。工事中にはどうしても退けられない生活の不都合やそれに伴うコストを考えると次回の塗り替えまでは長い方が当然いいでしょう。
また、新しい材料は市場に認知されるまでは価格が高いため、高いからといって品質がいいとはならないようです。
外壁塗装のついでに

外壁の塗装には足場を組むことが必要です。ですので、雨樋の交換や清掃、屋根材の点検など一度にしてしまうと割安になります。外壁の塗装と一緒に済ませてしまうといいでしょう。
簡単見積り

外壁塗装のお見積もりは㎡数が分かれば簡単にお見積もりがでます。建築時の図面(平面図、立面図)をお送り頂ければすぐお見積もり致します。もちろん周囲の状況や交通事情もありますが、一度お問い合わせ下さい。
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