【Q&A編】
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Q:安心できる業者を選ぶにはどうしたら良いでしょうか。
やはりリフォームを数多く手がけている業者が良いでしょう。短期間の内に職人さんが出入りするため、その工程の調整は慣れている業者でなければ難しいものです。また解体する際、工事しない部分を傷めないためにはどうしたらいいかなど、新築工事にはない技量を問われます。 |
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Q:工事中に留守にしたいのですが
外出したいときは現場の責任者に「~時に戻るので留守をお願いします」といえば家を開けても大丈夫です。貴重品だけは鍵のかかる場所に保管しましょう。工事中は人の出入も多く落ち着かないものです。これを機会に外出して買い物や映画などを楽しむのも良い方法です。 |
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Q:職人さんのお茶の時間はどのようにしたら良いでしょうか。
工事中毎日決まった時間にお茶を出すのは気苦労のもと。無理をしないで「忙しいのでお茶をお出し出来ません」と断っておけば気を遣わないですみ、とても楽です。それでも気になる方は、冬なら温かいお茶、夏なら冷たいお茶をポットに入れて置いておいて、「きりの良いときにどうぞ」 と声をかけておけば心配はありません。 |
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Q:工事中の荷物の置場はどうするのでしょうか。
工事する部屋の荷物は当然他のスペースに移さなくてはなりませんから、1部屋くらいは工事中物置状態になることを覚悟して、万全の保管状態にするには費用はかかりますが家具保管サービスの利用を検討してみましょう。これを利用すれば、工事もスムーズに進み、家具の移動の際、壁や家具を傷づけたりする心配もありませんし、その分工事期間も短くなり職人さんの手間代も少なくなることもあります。 |
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Q:工事中変更したい部分が出たのですが、誰に言えばよいのでしょうか。
工事途中に変更したい箇所が出た場合は現場の職人さんに直接言わずに、工事責任者に話を通すようにします。現場の職人さんは、あくまでも親方や現場監督の指示で動いているので、そこへ施主が口をはさむとトラブルのもとになるのです。 |
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Q:室内の湿度の目安と、適正な湿度を保つには
どうしたらいいか教えてください。
適正な室内湿度の目安は30~60%です。30%以下では、のどや気管支の粘膜が乾燥して、のどを痛めたり風邪をひきやすくなったりします。また、静電気が発生しやすくなります。60%を超えるとダニやカビが発生しやすくなります。特に冬場は、窓ガラスや北側の壁などに結露しやすく、結露した水が原因でカビが生えます。
梅雨時など、あまり気温が高くない時には除湿器、夏場など気温が高い時にはク-ラ-を使うと効果的な除湿ができます。逆に冬場は加湿が必要な時が多くなりますが、調理や入浴などで湿度が高まっていることを考慮することを忘れないでください。それから、加湿器の水の汚染、除湿器やク-ラ-などのフィルタ-の汚れに十分注意してください。加湿器の水がカビや細菌に汚染されていて、それで風邪に似た症状を起こすことがあります。
適切な湿度を保つためには、建物の構造としては、断熱性と通風性が重要な要素になりますが、自然換気を考えてつくられている窓や通風口を家具などで塞いでいると、設計通りの通風効果が生じません。家具と壁の間や押人れの中などは結露しやすくカビが生えやすいので、家具は壁から5センチ、床から2センチ開けて置くようにすること、押人れは床の上にスノコなどを置いて収納することに心がけてください。
11ちなみにカビが好む環境は、温度20~35℃、湿度60%以上、結露した水のほかに手垢などによる汚れや壁紙の糊などの栄養源があるところです。ダニが好む環境は、温度20~30℃、湿度60%以上、湿気を適度に含む畳・蒲団・カーペットなどで、フケ、ア力、力ビ、食べこばしといったダニの餌になるものがあるところです。したがってダニをなくすには、湿度の問題もありますが、常に清潔に保つことが大切てす。 |
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Q:「生活騒音」という言葉がありますが、正確には、
どのような騒音のことを言うのでしょうか。
生活騒音とは、私たちの日常生活から生じる音で、他人に不快惑を与えるなど迷惑をかける音のことです。居住者の行動によって出る音と、家庭用設備・機器(エアコン、洗濯磯、乾燥機、掃除機)とに大別されます。環境基準では、騒音の大きさを地域類型別・時間帯別に定めています.住宅地域の場合は、昼間50デシベル、朝・夕45デシべル、夜間40デシべルとなっています。市区町村の環境公害関係部署の中には、騒音計の貸し出しを行っているところがありますから、借りて計ってみるといいでしょう
居住者の行動から出る音で特に問題になるのが、マンンョンなど集合住宅の場合で、子供が飛び跳ねたりする時の音や、風呂・トイレの給排水の音などです。本来は、床下の防音が施されているべきですが、それでも階下に音が伝わる場合には、給排水の水量を調節したり、カーペットを敷いたりといった防音対策をしましょう。 家庭用設備・機器からの騒音は、設置あるいは取りつけが不十分なために異常振動を起こして音を出す場合もありますので、取りつけ時に十分に注意しましょう。 クッション材などの防振材を敷くと随分騒音は減ります。 |
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Q:最近、環境問題などで「バイオマス」という言葉をよく耳にしますが、
何のことでしようか。
「バイオマス」とは、木屑・藁・家畜の排泄物などの動植物資源のことです。循環型社会における資源として見直されています。リサイクル材にもなり、エネルギ-源にもなります。 いちばん活用されているのが製紙工場でパルプ製造時にでる廃液です。かつてはヘドロの原因でしたが、今では、製紙工場で使用するエネルギーの3分の1を賄うエネルギー源になっています。 |